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試験情報

試験協力:

検査方法

土壌には​多種多様な微生物が共存しており、その数は1gの土壌中に数百万とも数億生存しているとも言われています。膨大な数・種類の微生物を個々に検査することは非常に難しいため、弊社は土壌の微生物群の酸素消費量から、微生物資材の使用効果を調べる方法を採用しています。​(検査方法の詳細は↓↓↓)

センサーの微生物を土壌中の病原菌(外来微生物)と仮定して、『土壌の微生物』がどれだけ『センサーの微生物』の活動を抑制できるかを酸素消費量から確認します。

​酸素消費量はセンサーの微生物(5μフィルターで隔離)の活動を示しています。酸素消費量が少なければ、それだけ病原菌の活動を抑制していることになります。

実験検証
計測センサー
基準となる微生物を
多量にセット
​酸素消費量が大きい
有機物の分解中に測定
​土壌の抽出液
検査には大きな粒子を除去したものを使用
実験検証

の抽出液は滅菌(センサーの微生物のみ)

センサーの微生物の酸素消費量を測定

センサーの微生物≒病原菌

の抽出液は土壌の微生物

​土壌(抽出液)の微生物がセンサーの微生物の酸素消費量(活動)を抑制しているかを測定します。

微生物は1種類の菌が独占状態になることを許しません。酸素消費量が低ければ病原菌(外来微生物)の抑制が高い土壌ということになります。

​酸素消費量が大きい場合、エサとなる有機物が多く、微生物が活発に活動している土壌です。逆に小さい場合は、有機物が少ないか、抗生物質などが土壌に残留しており、微生物が増えにくい土壌です。

​滅菌土の酸素消費量が大きく、生土の酸素消費量が小さい土壌が病原菌の抑制力が高く微生物が活動しやすい土壌です。

​病原菌の抑制

『無資材』『菌の黒汁』『ブロックW&菌の黒汁』の資材を『無肥料』『減肥(リン酸25%カット)』『通常施肥』区画で比較検証を行っています。

品目:スイートコーン (2022年6月~8月)

実験検証

実験目的

微生物の酸素消費量を数値化することで、通常判断しにくい抑制力を調べることができるので、『菌の黒汁』と『ブロックW』の病原菌₍外来微生物₎に対する抑制力を調べることが目的です。
実験検証
実験検証
実験検証

が大きく、​との差が大きいほど病原菌の抑制力が高い。

無作為に採取した土を使用し検査します。

播種後19日
慣行区
実験検証

8区が抑制力が一番高く、次いで6区、9区が高い。

播種後32日
慣行区
実験検証

6区が抑制力が一番高く、次いで8区、5区が高い。

播種後51日
慣行区
実験検証

9区が抑制力が一番高く、次いで5区、6区が高い。

実験検証

​通常、化学肥料を使い続けると、微生物の活性は徐々に低下してしまいます。

通常施肥では、『ブロックW&菌の黒汁』の併用区で病原菌に対する抑制力が1番高く、減肥区では『菌の黒汁』の使用区で高い抑制力を示した。

しかし…

根圏微生物の活性

『無資材』『菌の黒汁』『ブロックW&菌の黒汁』の資材を『無肥料』『減肥(リン酸25%カット)』『通常施肥』区画で比較検証を行っています。

品目:スイートコーン (2022年6月~8月)

実験検証

実験目的

根圏微生物と植物の成長が大きく関係していることはよく知られていますが、確認することは非常に難しいです。この実験では数や種類を特定することはできませんが、『菌の黒汁』と『ブロックW』の根圏微生物に与える影響(活性力)を調べます。
実験検証
実験検証
実験検証
実験検証

この検査での根圏微生物とは、根の表面に付着した微生物のみで、根中の微生物・根付近の微生物は計測されていません。

土壌粒子を洗い落として、白い根にしてから、根・毛細根の表面の微生物を分離して測定します。土中の微生物は土壌の粘土粒子と共に除かれています。

比較試験では全て堆肥を使用しているので、育成初期では堆肥に含まれる微生物の影響が大きく出ています。

播種後19日
実験検証
慣行区

1区が活性が一番高く、次いで2区、6区が高い。

播種後51日
実験検証
慣行区

8区が活性が一番高く、次いで9区、5区が高い。

現状、育成初期段階では堆肥を用いた慣行栽培が最も根圏微生物の活性が最も高い。しかし、堆肥の効果が切れてくる育成後期では『ブロックW&菌の黒汁』の根圏微生物の活性が非常に高くなっていることが分かります。まだ検証途中ですが、根圏微生物の活性において堆肥と同様の効果が得られるかもしれません。

​保肥力の向上

『無資材』『菌の黒汁』『ブロックW&菌の黒汁』の資材を『無肥料』『減肥(リン酸25%カット)』『通常施肥』区画で比較検証を行っています。

品目:スイートコーン (2022年6月~8月)

ホウレンソウ (2022年9月~11月)

実験検証

実験目的

​近い将来、枯渇する可能性があるリンに着目し、リン酸の施肥量を減らしても通常施肥と同じ効果を得られるか検証することが目的です。
実験検証
実験検証
実験検証
​スイートコーン、ホウレンソウともに元肥のリン酸量を25%カットし、追肥はリン酸を使用していません。(堆肥は全ての検証で使用しています。)
​スイートコーンの窒素、リン酸、カリの吸収量
実験検証
​ホウレンソウの窒素、リン酸、カリの吸収量
実験検証
実験検証
実験検証
スイートコーン・ホウレンソウともに、慣行区(3区)と比べて、リン酸の吸収量が同等以上になっていることが確認できます(5,6,8,9区)。
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